お手伝い・あれこれ [新しい農業]

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「古民家付き貸農園」は、現在たったひとりの社員・兼社長です。以前から私はこのオーナーとの連絡係をやっていることもあって、余りの忙しさに、何度もこんな言葉をかけてしまいました。「あのねぇ、一人では大変だから、事務係でも雇えるといいね」と。だが、彼は頑としてこれを拒む。「いいんです、できるだけ、一人でやってみたいんです」と。かくして、この野菜屋コロットの開店の時だけでもと、お願いは恐る恐るだったかな?けど、私は大昔、自分の手作り品をお店で売ったりした経験もあるし、お店大好き~^。だから、「大丈夫、私はお手伝い、いつでも行くよ」と返事をしたっけ。

かくして、開店の日、9時に集合のお店前で、仲間は合計2名。これだけいれば大丈夫でしょう。何しろみんないそがしいから、都合付く人は少ないのだよ。到着した野菜をテーブルに並べ、農家さんたちの顔写真を並べ、レジは?値札はと初めてのお店作りも無事、30分前に終わりました。さて、この結果、うん~~、なんとかなりそう。玄関外に立て懸ける旗も男性メンバーがしっかり結び付けてくれたしな。

それから合計3回のお店開きがありました。週2回の開店に、都合付くメンバーが参加する形を取ったわけだから、多い時には、5名にもなる?オープンしてからは、お茶飲みしたり、おしゃべりしたり、店番したり、足元危ないお客さんに手を貸したり、ビニール袋へ入れてあげたり。あるいは、店の外での呼び込みも?あるいは、近隣を回ってのポスティングも。そしてもちろん、終わってからのお掃除も。それぞれが、自分のできることで、しっかり手伝うこの姿勢に、私は無類の喜びを感じる。ともかく、いい人ばっかりのお手伝いは気持ちがいい。

時はすでに、あの東北関東大震災の後になる今、安心でおいしい野菜を求めるお客は少なくはない。あるいは、私のように、被災地へ野菜を送る人もありや?スーパーは混んでるからいやだなぁとか、さらには、有機栽培なのに、安いねぇと、わずかながらの顧客も増えてきた模様。その都度、丁寧な説明が始まります。「あのですね、JAを通さない分、こちらは安くできるんです」って、店長の説明もずいぶん、上手になりました。だって、おしゃべり上手な私たち主婦の口上が結構一番いいお手伝いになってたかも?(笑)。


生産者と消費者の協働体制? [新しい農業]

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もしも、これが、道の駅のような直販所の始まりになるかもしれない、そんな思いは、このささやかなれども、農家さんたちの協働体制ができつつあることが見えるからです。今回の野菜屋コロットから支援団体の私たちに一つの依頼がありました。「関谷農園だけではお店を開くには品数が足りない。どうぞ、推薦できるお店を紹介してください」と。あのときも、私たちはしばし頭を抱えました。日頃農ボラなどで親しくしている農家さんに迷惑はかからないだろうかという危惧があったからです。

その迷惑たるや、たとえば、こちらの農家ばかり、注文があったりして?自分のところには、さほどの依頼が来ない~^なんて?それはね、たぶん、農家さん自身の方が現状をよくわかっておられて、この直販の難しさにさほどの期待はしないだろうとも。そんな意見が飛び交う中で、でも10軒ほどの農家さんをお伝えすることができた結果、今、野菜屋コロットは、20種類以上の新鮮野菜や加工品などを販売できるようになりました。

それにしても農家さんにはすべて、その特徴があるものです。中には、水菜だけを栽培する農家さん、加工品まで加えて、実に多彩な野菜、果物を栽培する農家さん、あるいは、市内でいち早く無農薬のお茶を栽培し、ギャバが含まれた紅茶が特にお勧めのお茶屋さん、あるいは、都内のレストランで特に喜ばれる、金賞まで獲得したという甘いホウレンソウに自信がある農家さんなどなど、彼らの自信作を上手にお店に並べる技は、かなり難しいことかもしれない。けど、特に端境期の今は、すべての農家さんが協力を惜しむことなく、力を合わせて出来上がったお店です。中には、まだ、季節が来ないと言って、お取引ができない農家さんもおられるけど、季節が相手、自然との闘いの農業だもの、しっかり理解してもらえそう。

前日に、電話で野菜の注文をし、翌朝、その引き取りに行くそうですが、峯岸さん曰く、「開店時間に間に合うように、何度も同じルートを走ってみました。うん、大丈夫。これで9時には買い出しを終えて、店に戻ってきますから、最初だけでも、お手伝いをおねがいしたい」って。そうそう、農家さんが協働体制作りつつある今だもの、私たち消費者もちゃんと協力しようではないの?だって、決して無駄なことをしてるのとは違うのだから。では、お次は私たちのお手伝いの様子を。


買い物難民の場所? [新しい農業]

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・・・と言うと、とても寂しい感じがするけど、このマンション群はいまから30年ほど前に市内でも高級マンションとして登場しました。何が高級かと言えば、自然あふれる狭山丘陵を切り開いた結果、道端にはお店が一軒もない、本当に静かな緑あふれる、でも、坂ばかりが続くマンション群となったのです。当時は、マンションにエレベーターが付く時代ではなかったのか、残念ながらこのマンションにエレベーターはありません。そして、高齢化が進んだ今、住民は毎日の買い物が最大の問題となってきていたのです。

日頃、関谷農園の販売を担当していた峯岸青年は、「ジャガイモを買ってくれるレストランはないだろうか」とか、「どこかの幼稚園での販売はできないか」とか、あるいは、「公民館でもいいし」などなど、アタックする気持ちはあれども、JAを通すこともない彼にそのチャンスは少なかった。それこそ、私が紹介した我が家極近の小さなスーパーぐらいかな?業を煮やした彼?ついに行動です。それがもしや、買い物難民と言う現実に気付いたからかもしれません。アタックした結果、予想を上回る歓迎ぶりで、このプレゼンはほぼ3カ月でまとまったのです。

しかし、これは運がよかったと言うべきでしょう。だって、ちょうどJAが市の農政課の世話で、市内で同じような買い物が難しい場所での販売を始めたと同時だったからです。でも、あちらは週1回、露天での販売に対して、彼はきちんと自治会を通し、その自治会が日頃利用するコミュニティ会館での販売ですから、週2回でも少ないそうな。しかも、使用料なしで、テーブルも椅子もお貸しいただく。提供してくれる農家さんを一緒に回ったり、宅配するお宅に同行してみたりと。その報告を聞くたびに、私もまた、これが実現するかもしてない喜びを隠せなかった。

それはね、つまり~^そこには、自治会と管理組合との両方の熱い思いが込められていたのです。さて、その熱い思いとは?オープンしてからというもの、毎回、ホールではお茶飲みが始まるのです。そして、彼らはいつもこんなことを言う。「よかったです~^。こんなに人が集まったことがない。このホールに人が集まることを願っていた」と。さほどに、お客さんと私たちとこの役員さんたち、すっかり仲良くなりました。さぁ、これからが本当の連携ではないかしら?消費者と生産の・・ですよね。誠実に販売を進める野菜屋コロットのオーナーに、私たちが夢を託す場所をもらっているのかもしれません。


持ちつ持たれつ・・・ [新しい農業]

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これからは、私が知る限りの話、あるいは、単に想像するだけの部分もあるかと思います。でも、よくあることですが、支援団体と仕事をせねばならない農家さんとの間には、ともすれば、思いの行き違いもあるものです。だからこそ、私はここである程度軌道に乗り出した「野菜屋コロット」のこれまでをちょっと思い出してみようかと思いました。その始まりは、暗かったなぁ。前回書かせていただいたように、地元の農家さんたちがなんらつながりを持たない、バラバラであることを知り、これはもう、農業の活性化なんて無理ではないかと、がっかりしたことを思い出す。

でも、峯岸青年は違いました。自分のお祖父さんの農業での暮らしを幼いころに見た彼は、今や、その大変な農家さんを陰で支える仕事がしたいと。当時、会社単位で、そのようなことを始める兆しはありましたが、彼はまず、農家さんにボランティアに行き、その後研修生となり、その後販売を受け持ち、販路を広げながら、今日を迎えたと言っていいでしょう。と同時に、支援する私たちの願い、地元のおいしい野菜を安心して食べたいという思いをちゃんと受け止めようとしてくれました。つまりは、「野菜屋コロット」は、地元の農家さんの中から私たちが推薦できる農家さんを回り、それぞれが自慢とする野菜を自分で買い上げる形で、自分の店で売ることにしたのです。農家同士をつなぐ役目をしながら、自分で集荷し、自費で購入し、自分でお店を切り盛りするまでになりました。

でも、そこに行くまでに、さて支援団体の私たちは、さまざまな討論をしたことを思い出します。つまりは、特定の農家さんの稼業を支援することへの抵抗があったのか、あるいは、まだできあがって間もない私たちのサークル活動が、突如現実化してきた戸惑いがあったのか、あるいは単に皆さんが忙しすぎたのか、それは私にはわからない。でも、ただ一つ言えることは、私たちは地元野菜をおいしく安全にいただきたく、その趣旨に沿う形で、「野菜屋コロット」ができたのです。それもまた、非常に難しいこの所沢で、私たちが願う農家同士の協働という形をとることにして。

私たちはあくまでも支援団体。だから、いつも頭を下げてくれるのは、実は、野菜屋コロットの峯岸さんです。が、でもね、私はいつも思います。お互い、持ちつ持たれつだよ、と。大きく言えば、若い世代が地元の活性化に役立つことをしてくれてるのだったら、それを感謝するのは当然の私たちシニア世代。中くらいに云えば?自分たちの夢に少しでも近づく活動をしてくれる「野菜屋コロット」なのだとしたら、それは、私たちの活動に大きな弾みが付くはずです。そして、最後に、小さく言うなら、私たちが目を光らせるおいしい安全野菜を孫子の代までいただけるなら、感謝の一言ではないだろうか。支援活動って無理にやることではありません。でも、楽しんでやりたいものだと、心の底から思います。さて、次は、峯岸青年がこの自治会での販売に歓迎されるわけをご紹介しましょう。


「野菜屋コロット」オープン! [新しい農業]

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早や丸2か月が過ぎてしまいました。お詫びしたい気持ちと同時に、この間の、新しい農業を模索してきた農業後継者たちの活躍、その発展ぶりを、この執筆者私メは、その喜びとともにお伝えせねばなりません。このブログをお読みいただいているかもしれない、今後の日本農業に期待を抱いてくださる皆さんにはご紹介してきましたが、ここでもう一度我が故郷埼玉県所沢市の農業の特徴をお話しするところから、今日は、この2カ月をまとめようと思います。

東京都をすぐ道を隔てている私たちの町は、おのずから都会均衡型の農業として、現在は兼業農家さんが多く、それでいながら、江戸時代からの誇りとする循環型農業を継承する地として、それを守り続けようとする、その二つの形の農家さんが存在すると言っても過言ではないでしょう。後継者不足から農地を手放す現象は相も変わらず、あるいは、耕作放棄地もあちこちに見えるのも現実。でも、その半面で、循環型農業をしてきた先祖を守ろうとして、さらに一歩進んで、無農薬、無肥料、あるいは、有機栽培へと進む農家さんも見られる。あるいは、その販売方法も、JAを頼ることなく、自分で東京へ進出する農家さんもおられます。

このように、私の地元では、特に農家さんが協働で何かを行うことがほとんど見られず、あるいは、先代の時代にそれに挑戦して実現することなく、悲壮感だけが残った農家さんもおられます。しかしながら、時は流れ、今や地産地消が叫ばれ、それがひいては、地元の緑を守り、地球を守る大きな運動となっているのは皆さんご存じのことです。そこに私たちは、地元の教育委員会が主催していたシニア学習の一環として、「地元の農業の活性化」考え、今や、私たちの農家さんとの関わりは、消すことができないほど強固なものとなってきました。私たちが願う地元農業の活性化が、若い農業後継者たちに喜ばれないはずはなかったのです。

さて、その農業後継者の中の一人が、去年の年末より地元の一つ、高齢者が多く、近所にお店が少ないマンション街に小さな八百屋をオープンさせました。その青年とは、れまでにも何度もご紹介させていただいた峯岸青年、「古民家COROT」のオーナーです。一番初めは、所沢の北方、三冨地区で9代目と言う関谷農園の若主人のもとで農業の現状などなどを学び、1年半後、自分は「古民家付き貸農園」をはじめながら、小さいながらも法人化を成し遂げました。それが今や、地元に喜ばれる「野菜屋コロット」としてお店を開くように成長したのです。さて、その詳しいご報告は、引き続きご報告させていただき、本日はここまで。「野菜屋コロット」の活躍にご期待ください。あら、私たち支援団体の働きぶりも(笑)。


落ち葉掃きの副産物か? [自然農法 落ち葉掃き 有機農法 堆肥作り 土壌改]

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昨日の落ち葉掃きのサポートで、
私は二つの思わぬ副産物を得た気がします。
二人の農業後継者が力を合わせて、
新しい農業に取り組み始めてほぼ2年。
一つは、所沢三冨地区の9代目農家さんですが、
昨日、以前にもきいた「新しい作業所」を見ることができました。
もう一人の後継者も、
以前からご紹介させていただいている[COROT」と云う会社を立ち上げ、
春からは、本格的に動きますと、
何度も私たちに語ってくれていましたが、
負けずに、三冨農家の関谷農園でも、
古くからのお父上から、少しずつの独立を図っているのを見てきました。

農家にとって、作業所を言うのが必要で、
そこでは、収穫した野菜を販売できるようにするための、
さまざまな作業があるのです。
あるいは、堆肥でも、
古くからの方法とはおのずと異なってくることでしょう。
そんな作業所を新たに作ったのかどうか、
若手農業経営者は、
自分の作業所を確保したと云うわけです。
しかもね、
その隣には、大きな堆肥置き場があって、
そこに集められた落ち葉が積み重ねられていくのです。
父上にも毎年、数名の研修生がおりますが、
こちらの作業所にも、
男女一人ずつの研修生が、
昨日の落ち葉掃きでは、陰の力となって、
本当によく働いてくれました。

昨日、私は仲間から希望の出た甘酒の係となり、
5升のお米が炊けると云う大きなお釜で、
甘酒作りに挑戦です。
酒粕と黒糖を使うのだけど、
参加する人数は25名程度、
さて、
どの程度作ればいいのか、皆目わからない。
まずは、適当に~~です(笑)。
お水を入れて、さて、
酒粕をしっかり溶かすことが先だというわけで、
二人係で、それをどこで温めるか?持ち歩いた結果。
この作業所にある、ストーブでと云うことになりました。
煙突のあるダルマストーブです。
落ち葉掃きの現場には、すでに、
メンバーがブロックを立てて、かまどを作ってくれたのですが、
何?ここでは、焼き芋を?
と云うわけで、
急きょ、ストーブの上となりました。

ご存知の方も多いでしょうが、
農家さんと云うのは、実に宅地と農地とが広い。
作業所から今回の落ち葉掃きの屋敷林とはさほど離れていないのが、
幸いではあったけど、
落ち葉掃きをしながら、私も行ったり来たりと、
甘酒のお釜を覗きにいそがしい。
そのストーブの火だって、
薪をくべて行かねばねぇ。
そんな様子を見たとき、
研修生の一人が、云いました。
大丈夫です~^、見ておきますよと。
そう云えば、
さっき、大釜を一緒に運んでくれたのも、
女性の研修生でありました。
でも、今回、私たちが突然、
日頃がんばっている農家さんへ入り込み、
あれやこれやと動きまわるのを見て、
さて、これらの研修生はどう思うだろうか、
私はふっと、そんなことも感じました。

だってねぇ、
彼らはいつの日か、
ここの若手農業後継者のように、
独立をして、農業をおこなおうとしているのです。
そして、私たちは、
自分ができることで、お手伝いをと云うだけのこと。
彼は、とても、とても、いい人たちでした。
もっと彼らがやりやすい農業になるようにと、
それを願っていかねばならないですよね。
やはり、楽しみだけでは、申し訳ない気がしたのでした。
でも、
甘酒もトン汁も焼き芋も大好評の落ち葉掃き、
穏やかな日和のもとで、まずは無事に終了でした。
日頃支援している後継者の新しい作業所を見、
後継者の研修生たちとも接して、
とてもいい副産物を得た感じでした。
写真はこちらから・・
https://sites.google.com/site/tokorozawaclb/sakuru-katsudou/--tokorozawa-no-shizen-to-nougyou-1

大豆の脱穀で・・「七草がゆ」を炊く [大豆ファーム]

久しぶりの更新で恐縮です。と云うわけで、ただ今、平成23年。年が明けて、早今年も1月がどんどん過ぎて行きますね。 私たちの活動は、定例会が月一回あるのですが、

その話し合いは、年末からは、ほとんど落ち葉掃きへお手伝いのあれこれが多かった。 と同時に、COROTでは、月一回、6月から始まっている「大豆プロジェクト」の活動に合わせて、 私たちが彼らの昼食を作る支援もありました。 予想以上に、何がいいのか、私たちの料理を喜んでくれる参加者が多く、 私たちも、家事の合間をぬって、なんとかお手伝いに駆けつけます。

 さて、本日は、先月収穫してあった大豆の苗から、大豆を取り出す作業がありました。いわゆる脱穀ですが、COROTの小屋で乾燥させてあった大豆がビニールシートに広げられ、焚火こそ炊いてくれましたが、 寒い北風が吹く中、参加者15名ほどが大人も子供も、その大豆の苗を踏みつけて、大豆だけを取り出します。 この作業、結構疲れるもので、皆さん、ご苦労様~~。なんだか、お昼が待たれる感じだなぁ。

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さて、キッチンでの私たち、本日のレシピと云えば、暦の上では少し遅めの「七草がゆ」と、すいとん汁、さらに、切干大根に茹でジャガイモ、 最後は、ゆでたまごを一人一個ずつの予定です。できるだけ、 関谷農園の野菜をおいしく頂く、意味ある昼食にしたいから、どうしても野菜物が多いけど、健康第一。 皆が実に喜んでくれました。たとえばね、茹で卵を剥いて、だし醤油に付けておく。これが、子供たちに大人気で、あっという間に売れちゃったよ。それに、もちろん、すいとんにしみ込んだ野菜の甘みのあるしょうゆ味のすいとん汁も、 自分たちで干して作った切干大根もです。

 では、最後に、七草がゆのお話を少し。できるだけ、道端にあるはずの七草をと、料理の合間に私たちも近所を探しあるきました。 「ゴギョウ」と云えば、ままごとに欠かせなかった母子草、ペンペン草と呼ばれる「ナズナ」 、「仏の座」という、どちらかと云うと田んぼに繁茂する「田平子」と云うやつ、全然生えていないのだぁ~~。 確か、3月末にはあるらしいが、では~^、お店で、セリを。でも、関谷農園からは大根の古い名前の「すずしろ」と、 ナズナは?やはり、関谷農園の「かぶ」だけは確実に手に入ります。しかも、ハコベが無事に近所で採取。 緑のものがすくないので、COROTの春菊をもらって・・・、 なんとか、七草がゆらしくなった? しかも、カブの葉っぱも、セリの根っこも入れるところがミソかも? では、お粥の作り方?炊飯器で水を多めに炊いたあと、お鍋に移して、水を足して、再度、 きざんた野菜と一緒に一煮立ちさせる。この方法が一番、楽かな? お米の量、3人分で1合でちょうどよかったです。 塩分だけの味付けですが、ご希望の味付けは、お茶碗によそった後に振り掛けるのもお勧め。

以上、参考までに、本日のレシピの成功をご報告でした~~。本日のレシピも、 若い参加者たちに喜ばれて、嬉しかったです。


大豆の収穫祭で、ピザを焼く [大豆ファーム]

昨日は、6月から始まった「大豆プロジェクト」の収穫の日でした。盛大にお祝いをしたいと言う希望だったので、古民家「corot」http://www.corot.biz/の庭に供えられたピザ釜を使って、ピザ焼きをしようと決まった私たち、数日前の練習には、その経験あるメンバーたちも加わって、しっかり焼きあがったのですから、今日は何人来ても大丈夫と、朝9時には到着の私です。今日のメニューは野菜たっぷりのスープとサラダ、そして、ピザです。

さて、大豆プロジェクトの面々ともすっかり親しくなった私たちですが、収穫作業を始める前に、この日は、朝一番にcorotの持ち主峯岸さんから私たちの紹介がありました。「あらま、今日は二人しかいない」というわけで、「日頃はねぇ、もっと男性たちもお手伝いに来るんです~^」って、言ってしまった私ですが、お手伝いとは、大勢である方がいいに決まっているもの。そして、日頃の男性たちの行動力と経験があるからこそ、ここまでお手伝いにも広がりを見せているのは確かだから。そして、11時過ぎ、今年はしっかり大豆が育ったというわけで、たっぷりの大豆を抱えて、みなさん畑から到着。その大豆を小屋に収めて、1,2か月乾燥させるそうな。1月になったら、それらを脱穀するのも楽しみです。

昨日の参加者は子どもを入れて20人程度。さて、楽しみなお昼作りの方は?ピザ生地もソースもたっぷり作ることになりました。が、バジルとニンニクの香りに誘われ、特に女性陣がキッチンに顔を出して、「いいにおい~^」って、お手伝いもしてくれました。炬燵で1時間後のふっくらしたピザ生地を一人分ずつにとりわけるのですが、その時の手の感触!わぁ~~、うまくできた、ふわふわ^~^」です。今回はピザ生地の発酵もソースの味付けも大成功。やはりねぇ、一回だけでも試してみて、よかったねぇ。

 さて、ピザ釜の前で、一人ピザ焼きの係となった峯岸さん、さぞや大変だったことでしょう。朝から火を入れて、温まっていたピザ釜ですが、昨日の寒さで、冷えて行くのも早い~^。途中から薪を足したりしていたけど、焼きがあるのに時間がかかってしまったよね。お皿に焼いてもらうピザを持った小さな子供たちが行列を作り、じっと待っている姿は、思わず「可愛いねぇ、いい子だ!」と頭をさすってやりました。おまけにね、焼きあがったピザを落っことしそうになったり、「熱い~^っ」て云いながらかぶりつく子どもたち、そして、もちろん大人の面々も我先にと?トッピングからかぶりつくまで、皆さんにもお見せしたかったです。と同時にね、峯岸さんといつも気持ちよく助け合う関谷農園の和博君、彼には昨日はばっちり、ピザと野菜スープとサラダを食べてもらうこともできました。そして、何よりも、一足先に引き上げる私たちに、参加者の皆さんが、「後は任せて!」って、手を振ってくれたこと、やはり今後もお手伝いはしたいものだと実感でした。(写真、いいのがありません。手に入ったら、ご覧くださいね)


「三冨1千人落ち葉掃き大会」の企画会議 [自然農法 落ち葉掃き 有機農法 堆肥作り 土壌改]

昨日は、午後3時から別の農家さんで、
「落ち葉掃き1千人大会」の企画会議がありました。
出がけに大工さんと水道屋さんが3人そろってやってきちゃったので、
私は大慌て。
16日ごろまで来れないと言われていたので、
諦めていたのにねぇ、
ちょっと時間があったからと、
午後2時ごろに。
大急ぎでお茶やお菓子をお盆に出して、
ごめんなさい~^と、出かけたのですが、
最近はお留守の家庭が多いそうな。
全然気にはしていないみたいだったわね。

と云うわけで、昨日の会合は少し遠い。
途中、急ぐな、急ぐなと、
スクーターを走らせる私です。
ついてみれば、
やはり、まだ始まっていなかったけど、
間に合ってよかったぁ。
話がかなり現実的になってきたので、
聞きもらしたくないことが多い。
一千人を動員させることについて、
こればっかりは、開けてみないとわからないという、
経験豊富な農家さんの言葉も、
まさしく事実。
でも、
駐車場も参加者への保健の件も、
あるいは、知事は無理でも副知事ならとか、
現場を指揮するリーダーたちが付ける襷も決まりました。

そんな中、
この会合で、一番力になってくれるのは、
大学の教授たち、
旗作りの資金も当日のバスのチャーターも、
学校側からの支援。
もちろん式進行も、大学の先生のお役目。
次に力になってくれるのが、やっぱり地元の農政課です。
「わかりました~^、それはもう、大丈夫。
その資金、農政課で出しましょう」などなど、
思いがけない協力の多さに、
数年前、この支援活動を始めたころを思い出す。
あのころ、仲間のほとんどが、
行政の無理解と実践活動が何もないことを、
どれほど嘆いたことでしょう。
でね、いま、
そうでなくなってきたのはなぜだと思う?
時代が変わったこともあるけれど、
私はやっぱり、
農家と支援団体と学校が協力する体制が、
こうして整いつつあるからだと思うなぁ。

昨日、
初めての人が名刺を丁重に差し出しました。
あらまぁ、私たちにまでと思ったけど、
彼らにとっては、一番力になっているのかもしれないよね。
私たち落ち葉掃きの経験豊富なメンバーたちが、
当日、参加者たちにその指導などなどすることになり、
あらぁ、役に立てて嬉しいわ。
そこで、夕方5時半、さすがに一足先に帰宅するとき、
「私たちが日頃支援している農家さん、
こちらの隣の農家でも、1月22日落ち葉掃きをやります~^、
千人に加えてくださいね、旗を貸してくださいね」と云ってきちゃった。
それを聞いたこちらの農家さん、
「おお、隣でも参加してくれますか?それは嬉しい」だって。
日頃付き合いが無い農家同士、
こうしてつながっていくのも、大事なことなのよね。
ちなみに、こちらは、「江戸農法」の会長の農家。
隣は、一番先からの付き合いの「関谷農園」、
http://sekiyanouen.jimdo.com/
そして、古民家と農園を提供している「ckorot」
http://www.corot.biz/ 
との協働による落ち葉掃きになるのです。
農家支援、ここまで広がってきました。
夢をもらっている私たちです。

カントリーライフを味わう [古民家付き貸農園]

私は昔っから、
カントリーライフなどと云って、
自然の中で、自然からの産物を美味しくいただいたり、
あるいは、その食べ物を手作りするのが大好き。
かと言って、
それができるほどの物理的、経済的、あるいは、体力的にも、
余裕がある生活は出来ないまま、
この年まで過ごしてきたのでありました。

でもね、
そんな中でも出来ることと云えば、
これまでには、スモーク作りとか、
さまざまなものを日光に当てて、ドライにするとか、
もちろん、ハーブなども出来るだけ、自分で育てて、
そして、特にフレッシュハーブティを飲むのがすきでした。
さらに、日ごろの支援農家では、
何度もバーベキューをしたよねぇ。
でも、次回は、ピザ焼きをするというのです。
わぁ、もう、ピザ釜ができたのかと、
私たち、今日は、その古民家の庭先のピザ釜を使って、
本番の練習をしたのです。

残念ながら、写真撮影は本番に回しますが、
まずは、一人が、イースト菌と強力粉や薄力粉で、ピザ生地を作り、
一人は、耐熱煉瓦を組み立てたピザ釜に火を入れ、
私は、ピザソースの手作り。
ピザソース、安くないので、
作っておけば、たっぷり使えるのが嬉しいでしょ?
その後、うまく発酵するかどうか、気になりながらも、
でも、2時間足らずで、
一人が上手に綿棒で薄く延ばしてくれたりして、
トッピングも終えたピザが、ピザ釜に入りました。
わぁ、入れたらねぇ、
ほぼ2,3分でこんがり焼けたピザが出来上がり。
美味しい緑茶と一緒に、いただくピザの味と云えば、
それはもう、カントリーそのまま!(笑)。
たとえばね、ところどころ、焦げているし、
裏には、やっぱり、灰がくっついているのだけど、
それがまた、なんとも美味しいのがおかしいわね。

無事、練習が終わった私たちですが、
さて、12日の日曜日には、
大豆プロジェクトのメンバーが、
おそらく20人くらいはやってくることでしょう。
さぁ、
当日は?
20枚くらいは焼かねば!
だから、5人分で450グラムの粉だとして、
1キロ半以上の生地作りとソース作り。
この日は大豆の収穫祭をするんだそうな。
自分たちで育てた大豆を刈り取って、
その日は、軒下に干すんだって。
にぎやかに収穫を喜ぶ面々にも、
生地作り、手伝ってもらおうよとか、
トッピング?それぞれの好みで乗っけてもらおうよとか、
そんな予定も立てました。
冬の間、乾燥させた大豆は、その後、味噌作りへと続きます。
楽しいイベントのお手伝いをしながら、
私たちも、いっぱい、カントリーライフを味わことができそうです。

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