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落ち葉掃きの副産物か? [自然農法 落ち葉掃き 有機農法 堆肥作り 土壌改]

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昨日の落ち葉掃きのサポートで、
私は二つの思わぬ副産物を得た気がします。
二人の農業後継者が力を合わせて、
新しい農業に取り組み始めてほぼ2年。
一つは、所沢三冨地区の9代目農家さんですが、
昨日、以前にもきいた「新しい作業所」を見ることができました。
もう一人の後継者も、
以前からご紹介させていただいている[COROT」と云う会社を立ち上げ、
春からは、本格的に動きますと、
何度も私たちに語ってくれていましたが、
負けずに、三冨農家の関谷農園でも、
古くからのお父上から、少しずつの独立を図っているのを見てきました。

農家にとって、作業所を言うのが必要で、
そこでは、収穫した野菜を販売できるようにするための、
さまざまな作業があるのです。
あるいは、堆肥でも、
古くからの方法とはおのずと異なってくることでしょう。
そんな作業所を新たに作ったのかどうか、
若手農業経営者は、
自分の作業所を確保したと云うわけです。
しかもね、
その隣には、大きな堆肥置き場があって、
そこに集められた落ち葉が積み重ねられていくのです。
父上にも毎年、数名の研修生がおりますが、
こちらの作業所にも、
男女一人ずつの研修生が、
昨日の落ち葉掃きでは、陰の力となって、
本当によく働いてくれました。

昨日、私は仲間から希望の出た甘酒の係となり、
5升のお米が炊けると云う大きなお釜で、
甘酒作りに挑戦です。
酒粕と黒糖を使うのだけど、
参加する人数は25名程度、
さて、
どの程度作ればいいのか、皆目わからない。
まずは、適当に~~です(笑)。
お水を入れて、さて、
酒粕をしっかり溶かすことが先だというわけで、
二人係で、それをどこで温めるか?持ち歩いた結果。
この作業所にある、ストーブでと云うことになりました。
煙突のあるダルマストーブです。
落ち葉掃きの現場には、すでに、
メンバーがブロックを立てて、かまどを作ってくれたのですが、
何?ここでは、焼き芋を?
と云うわけで、
急きょ、ストーブの上となりました。

ご存知の方も多いでしょうが、
農家さんと云うのは、実に宅地と農地とが広い。
作業所から今回の落ち葉掃きの屋敷林とはさほど離れていないのが、
幸いではあったけど、
落ち葉掃きをしながら、私も行ったり来たりと、
甘酒のお釜を覗きにいそがしい。
そのストーブの火だって、
薪をくべて行かねばねぇ。
そんな様子を見たとき、
研修生の一人が、云いました。
大丈夫です~^、見ておきますよと。
そう云えば、
さっき、大釜を一緒に運んでくれたのも、
女性の研修生でありました。
でも、今回、私たちが突然、
日頃がんばっている農家さんへ入り込み、
あれやこれやと動きまわるのを見て、
さて、これらの研修生はどう思うだろうか、
私はふっと、そんなことも感じました。

だってねぇ、
彼らはいつの日か、
ここの若手農業後継者のように、
独立をして、農業をおこなおうとしているのです。
そして、私たちは、
自分ができることで、お手伝いをと云うだけのこと。
彼は、とても、とても、いい人たちでした。
もっと彼らがやりやすい農業になるようにと、
それを願っていかねばならないですよね。
やはり、楽しみだけでは、申し訳ない気がしたのでした。
でも、
甘酒もトン汁も焼き芋も大好評の落ち葉掃き、
穏やかな日和のもとで、まずは無事に終了でした。
日頃支援している後継者の新しい作業所を見、
後継者の研修生たちとも接して、
とてもいい副産物を得た感じでした。
写真はこちらから・・
https://sites.google.com/site/tokorozawaclb/sakuru-katsudou/--tokorozawa-no-shizen-to-nougyou-1

「三冨1千人落ち葉掃き大会」の企画会議 [自然農法 落ち葉掃き 有機農法 堆肥作り 土壌改]

昨日は、午後3時から別の農家さんで、
「落ち葉掃き1千人大会」の企画会議がありました。
出がけに大工さんと水道屋さんが3人そろってやってきちゃったので、
私は大慌て。
16日ごろまで来れないと言われていたので、
諦めていたのにねぇ、
ちょっと時間があったからと、
午後2時ごろに。
大急ぎでお茶やお菓子をお盆に出して、
ごめんなさい~^と、出かけたのですが、
最近はお留守の家庭が多いそうな。
全然気にはしていないみたいだったわね。

と云うわけで、昨日の会合は少し遠い。
途中、急ぐな、急ぐなと、
スクーターを走らせる私です。
ついてみれば、
やはり、まだ始まっていなかったけど、
間に合ってよかったぁ。
話がかなり現実的になってきたので、
聞きもらしたくないことが多い。
一千人を動員させることについて、
こればっかりは、開けてみないとわからないという、
経験豊富な農家さんの言葉も、
まさしく事実。
でも、
駐車場も参加者への保健の件も、
あるいは、知事は無理でも副知事ならとか、
現場を指揮するリーダーたちが付ける襷も決まりました。

そんな中、
この会合で、一番力になってくれるのは、
大学の教授たち、
旗作りの資金も当日のバスのチャーターも、
学校側からの支援。
もちろん式進行も、大学の先生のお役目。
次に力になってくれるのが、やっぱり地元の農政課です。
「わかりました~^、それはもう、大丈夫。
その資金、農政課で出しましょう」などなど、
思いがけない協力の多さに、
数年前、この支援活動を始めたころを思い出す。
あのころ、仲間のほとんどが、
行政の無理解と実践活動が何もないことを、
どれほど嘆いたことでしょう。
でね、いま、
そうでなくなってきたのはなぜだと思う?
時代が変わったこともあるけれど、
私はやっぱり、
農家と支援団体と学校が協力する体制が、
こうして整いつつあるからだと思うなぁ。

昨日、
初めての人が名刺を丁重に差し出しました。
あらまぁ、私たちにまでと思ったけど、
彼らにとっては、一番力になっているのかもしれないよね。
私たち落ち葉掃きの経験豊富なメンバーたちが、
当日、参加者たちにその指導などなどすることになり、
あらぁ、役に立てて嬉しいわ。
そこで、夕方5時半、さすがに一足先に帰宅するとき、
「私たちが日頃支援している農家さん、
こちらの隣の農家でも、1月22日落ち葉掃きをやります~^、
千人に加えてくださいね、旗を貸してくださいね」と云ってきちゃった。
それを聞いたこちらの農家さん、
「おお、隣でも参加してくれますか?それは嬉しい」だって。
日頃付き合いが無い農家同士、
こうしてつながっていくのも、大事なことなのよね。
ちなみに、こちらは、「江戸農法」の会長の農家。
隣は、一番先からの付き合いの「関谷農園」、
http://sekiyanouen.jimdo.com/
そして、古民家と農園を提供している「ckorot」
http://www.corot.biz/ 
との協働による落ち葉掃きになるのです。
農家支援、ここまで広がってきました。
夢をもらっている私たちです。

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