生産者と消費者の協働体制? [新しい農業]

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もしも、これが、道の駅のような直販所の始まりになるかもしれない、そんな思いは、このささやかなれども、農家さんたちの協働体制ができつつあることが見えるからです。今回の野菜屋コロットから支援団体の私たちに一つの依頼がありました。「関谷農園だけではお店を開くには品数が足りない。どうぞ、推薦できるお店を紹介してください」と。あのときも、私たちはしばし頭を抱えました。日頃農ボラなどで親しくしている農家さんに迷惑はかからないだろうかという危惧があったからです。

その迷惑たるや、たとえば、こちらの農家ばかり、注文があったりして?自分のところには、さほどの依頼が来ない~^なんて?それはね、たぶん、農家さん自身の方が現状をよくわかっておられて、この直販の難しさにさほどの期待はしないだろうとも。そんな意見が飛び交う中で、でも10軒ほどの農家さんをお伝えすることができた結果、今、野菜屋コロットは、20種類以上の新鮮野菜や加工品などを販売できるようになりました。

それにしても農家さんにはすべて、その特徴があるものです。中には、水菜だけを栽培する農家さん、加工品まで加えて、実に多彩な野菜、果物を栽培する農家さん、あるいは、市内でいち早く無農薬のお茶を栽培し、ギャバが含まれた紅茶が特にお勧めのお茶屋さん、あるいは、都内のレストランで特に喜ばれる、金賞まで獲得したという甘いホウレンソウに自信がある農家さんなどなど、彼らの自信作を上手にお店に並べる技は、かなり難しいことかもしれない。けど、特に端境期の今は、すべての農家さんが協力を惜しむことなく、力を合わせて出来上がったお店です。中には、まだ、季節が来ないと言って、お取引ができない農家さんもおられるけど、季節が相手、自然との闘いの農業だもの、しっかり理解してもらえそう。

前日に、電話で野菜の注文をし、翌朝、その引き取りに行くそうですが、峯岸さん曰く、「開店時間に間に合うように、何度も同じルートを走ってみました。うん、大丈夫。これで9時には買い出しを終えて、店に戻ってきますから、最初だけでも、お手伝いをおねがいしたい」って。そうそう、農家さんが協働体制作りつつある今だもの、私たち消費者もちゃんと協力しようではないの?だって、決して無駄なことをしてるのとは違うのだから。では、お次は私たちのお手伝いの様子を。


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