お手伝い・あれこれ [新しい農業]

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「古民家付き貸農園」は、現在たったひとりの社員・兼社長です。以前から私はこのオーナーとの連絡係をやっていることもあって、余りの忙しさに、何度もこんな言葉をかけてしまいました。「あのねぇ、一人では大変だから、事務係でも雇えるといいね」と。だが、彼は頑としてこれを拒む。「いいんです、できるだけ、一人でやってみたいんです」と。かくして、この野菜屋コロットの開店の時だけでもと、お願いは恐る恐るだったかな?けど、私は大昔、自分の手作り品をお店で売ったりした経験もあるし、お店大好き~^。だから、「大丈夫、私はお手伝い、いつでも行くよ」と返事をしたっけ。

かくして、開店の日、9時に集合のお店前で、仲間は合計2名。これだけいれば大丈夫でしょう。何しろみんないそがしいから、都合付く人は少ないのだよ。到着した野菜をテーブルに並べ、農家さんたちの顔写真を並べ、レジは?値札はと初めてのお店作りも無事、30分前に終わりました。さて、この結果、うん~~、なんとかなりそう。玄関外に立て懸ける旗も男性メンバーがしっかり結び付けてくれたしな。

それから合計3回のお店開きがありました。週2回の開店に、都合付くメンバーが参加する形を取ったわけだから、多い時には、5名にもなる?オープンしてからは、お茶飲みしたり、おしゃべりしたり、店番したり、足元危ないお客さんに手を貸したり、ビニール袋へ入れてあげたり。あるいは、店の外での呼び込みも?あるいは、近隣を回ってのポスティングも。そしてもちろん、終わってからのお掃除も。それぞれが、自分のできることで、しっかり手伝うこの姿勢に、私は無類の喜びを感じる。ともかく、いい人ばっかりのお手伝いは気持ちがいい。

時はすでに、あの東北関東大震災の後になる今、安心でおいしい野菜を求めるお客は少なくはない。あるいは、私のように、被災地へ野菜を送る人もありや?スーパーは混んでるからいやだなぁとか、さらには、有機栽培なのに、安いねぇと、わずかながらの顧客も増えてきた模様。その都度、丁寧な説明が始まります。「あのですね、JAを通さない分、こちらは安くできるんです」って、店長の説明もずいぶん、上手になりました。だって、おしゃべり上手な私たち主婦の口上が結構一番いいお手伝いになってたかも?(笑)。


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