売上と売れ残り [新しい農業]

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誰でもそうでしょうが、自分で現金を払って購入する場合、損になることはしたくはない。だけど、ここで、「損して元取れ」という言葉もあると私は言いたい。いやそれも自分に関係ないから言えるのかな?ともあれ、手伝いに来たメンバーはだれもが、心の底で、大丈夫かなぁと、若い社長の懐を心配する。これもまた、支援者ならではの思いやりかな?

で、オープンの日、彼が言いました。毎回、売上だけでもご報告いたしますね、と。まぁ、売れ残りが多ければ、赤字?と思えと言うことか?初日、皆目分からなかった彼は、品数を大目にはしなかった。それがあっという間に完売となり、2回目、その1,5倍ほどの品数を入れ、これもほぼ完売。三回目、なぜには客数は増えず、これはおそらく赤字。4回目、大安売りだと言って、保存食煮とさつま芋が一個50円。道端の草むしりをしていたボランティアの若い女性グループ、皆が来店して、それぞれに買ったりして、、まずますの売れ行きなれど、これも完売に至らず。

こんな時に、いつも手伝いの私たちったら、待ってましたと、希望の野菜を次々と購入。これはたぶん、さほどの無理はなく、本当にほしいものを買っているのだと思うけど、このときのオーナーの喜びの顔はまた嬉し。中には、自分で作るからとか、奥さんに頼まれているからなぁとも。ともかく、ほどほどの残り物をトラックに積んで、本日のお店は閉店となる。

ところで、次回、必ずオーナーさんが言うんです。「あの残りはですね、自分の家の前での即売会で、全部売れてしまいました。大丈夫、売れ残りはないんです」って。へぇぇ、あの後、またお店をしたのかって、私はやはり、仕事の厳しさを知らされる。でも、新鮮野菜を格安で、ちゃんと決められた曜日、決められた時間で求めることができるとしたら?それは、今はどこでも売りに来る石油屋さんとおんなじみたい。あれってね、決して負担にはならないのです、だって、便利だものね、この石油不足の時に。普段手に入らない人には、すごく有難いことなのよね。


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