アンテナショップというもの [新しい農業]

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私たちがこの「野菜屋コロット」を応援する理由の一つに、市内の農家さんのアンテナショップとして、この「野菜屋コロット」になってもらいたいという思いがありました。だから、それぞれ関係してくれた農家さんの紹介を書いたり、大きな顔写真を作ったり、お互いに協力してきたのだけど、それが少しずつ実りだしていることをお伝えしたいと思います。それがね、若い後継者たちがつながるのを見るって、本当にうれしいものだと言いたいから。

峯岸さんが始めたこのお店に、初日からやってきてくれた若い農家さんがおりました、こちらは、中さんという、やはり、私たちが以前お邪魔してお父さんから、農業への真摯でなおかつ努力のたまものとなっている農業への姿勢をみせていただいて以来のお知り合い。その息子さんがこの野菜屋コロットの活動にいたく興味を持ってくれたのです。その気持ちの底に、地元の野菜を地元で食べてもらいたい。直販ならではの価格の安定を図りたいなど、新しい農業への意欲があればこその気持ちだと、私は彼の訪問をすごくうれしく思いました。

さて、もちろん、峯岸青年も飛び上がらんばかりに喜んで、二人が店先で話をするのを見ている私としては、これでまずまず、アンテナショップの役目も始まったなぁと思う。彼ら二人のまわりに、なんと、その時のお客様たちも集まって、あれは、これはと、野菜の話で持ちきりです。消費者が生産者と親しく話せる関係なんて、もしも、そこに私たち、間を取り持つ消費者がいなければ、近寄りがたい存在のままでおわってしまったかもしれないもの。その点、気さくな私たちって、貴重かもね?

さて、何故、アンテナショップが必要かって?それはもう、いつの日にか、これらの農家さんが集まって、地元のどこかに、「アグリパーク」を作りたいからだよ。農業では生活ができないからと、農家離れが続くけど、やりがいを見いだせない一つは、自分で価格が決められない仕組み。お客様との交流が持てない仕組み、仕事がハードすぎる仕組みなどなど、それを少しでもクリアするのが、この直販所ではないだろうか。案の定、再度、中さんがやってきました。たぶんね、お客さんとの交流が楽しかったのかもしれないなぁ。しかも、さらに紹介してほしい農家さんがいるんだそうな、これって、すごいことだよね。


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