「野菜屋コロット」オープン! [新しい農業]

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早や丸2か月が過ぎてしまいました。お詫びしたい気持ちと同時に、この間の、新しい農業を模索してきた農業後継者たちの活躍、その発展ぶりを、この執筆者私メは、その喜びとともにお伝えせねばなりません。このブログをお読みいただいているかもしれない、今後の日本農業に期待を抱いてくださる皆さんにはご紹介してきましたが、ここでもう一度我が故郷埼玉県所沢市の農業の特徴をお話しするところから、今日は、この2カ月をまとめようと思います。

東京都をすぐ道を隔てている私たちの町は、おのずから都会均衡型の農業として、現在は兼業農家さんが多く、それでいながら、江戸時代からの誇りとする循環型農業を継承する地として、それを守り続けようとする、その二つの形の農家さんが存在すると言っても過言ではないでしょう。後継者不足から農地を手放す現象は相も変わらず、あるいは、耕作放棄地もあちこちに見えるのも現実。でも、その半面で、循環型農業をしてきた先祖を守ろうとして、さらに一歩進んで、無農薬、無肥料、あるいは、有機栽培へと進む農家さんも見られる。あるいは、その販売方法も、JAを頼ることなく、自分で東京へ進出する農家さんもおられます。

このように、私の地元では、特に農家さんが協働で何かを行うことがほとんど見られず、あるいは、先代の時代にそれに挑戦して実現することなく、悲壮感だけが残った農家さんもおられます。しかしながら、時は流れ、今や地産地消が叫ばれ、それがひいては、地元の緑を守り、地球を守る大きな運動となっているのは皆さんご存じのことです。そこに私たちは、地元の教育委員会が主催していたシニア学習の一環として、「地元の農業の活性化」考え、今や、私たちの農家さんとの関わりは、消すことができないほど強固なものとなってきました。私たちが願う地元農業の活性化が、若い農業後継者たちに喜ばれないはずはなかったのです。

さて、その農業後継者の中の一人が、去年の年末より地元の一つ、高齢者が多く、近所にお店が少ないマンション街に小さな八百屋をオープンさせました。その青年とは、れまでにも何度もご紹介させていただいた峯岸青年、「古民家COROT」のオーナーです。一番初めは、所沢の北方、三冨地区で9代目と言う関谷農園の若主人のもとで農業の現状などなどを学び、1年半後、自分は「古民家付き貸農園」をはじめながら、小さいながらも法人化を成し遂げました。それが今や、地元に喜ばれる「野菜屋コロット」としてお店を開くように成長したのです。さて、その詳しいご報告は、引き続きご報告させていただき、本日はここまで。「野菜屋コロット」の活躍にご期待ください。あら、私たち支援団体の働きぶりも(笑)。


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