自然農法と有機農法の違いを知る [自然農法と有機農法]

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有機農法の野菜がいま、人気があるのは、 皆さんご存じだと思います。
ですが、 私が気になるのは、
有機農法ではない、自然農法と言われるもので、
完全な無肥料、無農薬の野菜作りのこと。
頼りになるのは土だけで、
この土を丁寧に作ることが大事なポイントだと言われます。
そのための土壌改良剤ともなるものを、
今日は作りましょうとお手伝いに行きました。

通常、有機栽培が無肥料無農薬と言われていることもありますが、
これは、枯れ葉を積み上げて、そこに有機肥料を混ぜるのです。
ですから、
枯れ葉の中に牛フン、豚フン、鶏フンなどを混ぜて、堆肥を作るのだけど、
ところが、一昔前であれば、自分で家畜を育てていたので、
その餌についての注意を把握することができたのだけど、
いまはそれがかないません。
何しろ他から牛フンも鶏フンも、購入するのだというのだから。
どんな餌を食べているかは分からないのです。
そこで、
自然農法の場合には、枯れ葉の中には何もいれない。
ただ、水でおしかためて、2年間ほど放置しておくと、
つみあげた枯れ葉が40分の1ほどにかたまって、
立派な土になるというのです。
今日は、この自然農法を初めて4年目になるという農家さんで、
この土壌改良剤なるものを作るお手伝いをしたのです。
参加者は総勢25名ほど、
東京でこちらの野菜を宅配してもらっているご家庭とか、
地元のボランティ団体とか、
私たちのような市民大学関連など。
皆、自己紹介を終えて、
じつに実に、真面目な人ばかり?
午前中2時間、午後1時間半の作業で、
4メートル四方の箱の中に、
押し込んだ枯れ葉は、おそらく、
小型トラックに10台以上。
これをすべて、手作業でやってしまったのでございます。
お昼時には、
この地主の農家さんから、
自然栽培と有機栽培の違いなどを聞き、
出てきたきんぴらのおにぎりや大豆のおにぎりを、 ほおばったのでありました。
無農薬、無肥料のこの自然農法の場合、
土壌改良に使うこの枯れ葉だけが頼り。
でも、お昼に出た野菜だけのけんちん汁のおいしさと、
大豆を炒って入れる香ばしいおにぎりは、
自然栽培だから出せる味だとか。
甘さを出すには有機栽培がよく、
野菜本来のおいしさを出すには自然栽培がいいのだとか。
あるいは、子供のアレルギー体質を作らぬためにも、
あるいは、癌予防にも治療に自然栽培の野菜の力が大きいと。
今日は、運動しながら、いい勉強をした気分でしたよね。

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