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「農家サミット」? [農家の協働]

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9時開店となった。準備大忙し。お手伝いの方々、ご苦労さまです。

「野菜屋コロット」が誕生する際、珍しく、その発起人でもある古民家のオーナーから、私たちへの依頼がありました。「思いがけないほどに、地元自治会の方々がこの地で野菜の販売をすることを喜んでくれています。ぜひとも喜んでもらえるためにも、なんとか販売する野菜の種類を増やしたいので、みなさんが知っておられる農家さんをご紹介いただけないでしょうか」と。

このとき、私たちはまずは皆で相談。若い峯岸さんでは考え及ばぬと、私たち年配のもの?ひいては日頃上手に付き合いを続けている農家さんを紹介することで、気まずいことが起きないようにと、そんな不安がよぎるのも無理はないこと。そして、一同が古民家に集まって、依頼者である峯岸さんからのその「覚悟のほど」を聞いたこともありました。そして、ほぼ10軒ほどの農家さんを紹介することになったのを思い出します。

それからほぼ4カ月、紆余曲折はありますが、これらの農家さんの協働の元、野菜屋コロットもすっかり、、この自治会の中では定着をした。最近ではあちらからの希望もあって、朝9時開店が続いています。しかも、峯岸オーナーへのお誘いも続き、近々、とある駅前にある空き店舗で常駐の野菜屋コロットも始まるらしいし、古民家では、イベント参加者の希望もあって、野菜の直売も始まります。そして、うれしいことに、一緒にやりたいと言う人が最近2,3名はいるらしい。何よりも人手不足だった活動がこれでぐんと広げることができると云うのです。これはね、私たちが願うところの、農家さんがせめても、JAを通すことなく、できるだけ高値で野菜を販売できるシステムが少しずつ広がっているということでしょうか?それはね、峯岸オーナーの願いの一つに農家さんの収入確保があるからなのです。だから、いつもで彼がその損失を覚悟しての買い取りをするのだから。・・・とは、決して彼は云わないけど。

そんな折、支援団体の私たちから提案しようとした「農家さんの顔合わせ」が、峯岸さんの声かけで実現する方向にもなりつつあると聞きました。彼曰く、「日頃の農家さんへの感謝をこめて、しかも、この4カ月の報告もしたいから」と。これを称して、「農家サミット」と言うらしい。わああ、と、私は声をあげて喜びました。だって、私は忘れていないのです。この地の農家さんたち、ほとんどお互いの交流がなく、自らが受け継いできた方法を、唯一ベストな方法としてる農家さんばかりと。当時、地元の農業の活性化を願った私たちの活動が、先行きまっ黒になったあの時のことを忘れてはいないのです。でも、若い世代は違っていました。若い農業後継者たちが集う「農家サミット」、ぜひとも応援したいと思います。進む道は果てしなく遠いかもしれないけど、がんばれ~~なのですよね。


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