関心を持たれる「都市型農業の新しいカタチ」 [新しい農業]

8月24日、東京の文京区で行われたワールド・カフェに、ゲストスピーチとして、古民家民宿コロットの峯岸さんが呼ばれました。講師などという形で最近、ご自分の活動を紹介するケースはこれで2度めですが、今回はまったく見知らぬ会社からの声かけとあって、支援者の私たちもびっくり。それは、「スペースU」という会社で、「人むすびの場」作りを提唱するところでした。

人と人が力を合わせてこそ、大きな事ができるのだという考えは、どの世界にも通じることですが、この、多くの人の理解と協力がなければ、新しい農業の発展もない。その思いは、常に峯岸さんに感じるところでしたが、その甲斐あって、農家さん同士のつながりも深まり、その結果、古民家民宿も埼玉県で初めての認可を受け、それがテレビに登場し、そして、今回のオファーがあったのだと、私は思います。

さて、当日、大忙しの面々ですが、日頃、コロットの農地を借りている女性や県の緑再生化の池田様、あるいは、市役所政策企画課の肥沼様、さらに東京新聞にも在籍の鈴木様などのほかに、所沢市内からも大勢の参加者を交えて、実ににぎやかなワールド・カフェは、あっという間の終わりました。

これは、峯岸さんの日頃の活動の報告を聞いた後に行われる形を取っていたのですが、さて、その皆さんのご感想をという時に、誰もが口にしたのは、まずは自分が行ってみたいと云うものだったのです。おそらく、中にはご自分の仕事につながるかも知れないとか、あるいは、行政としてこれ名今後につながる注目すべきことかもと思われて、暑い夏の盛りをものともせず、あの日はお出掛けになったのではないだろうか。予想上回る40人以上の参加を見たのでした。

それが結局、みなさん、古民家の魅力にあっという間に取りつかれてしまったのかもしれません。中には、古民家のあの畳の家を、子供たちの実家のように思わせたいとか、お泊りをするとき、天井を見上げる自分は必ず、お祖母ちゃんの家を思い出すだろうなどなど。人の心に郷愁を誘う古民家が、東京のとある会社の目にとまりました。新しい都市型農業というのはただ、営利を求めるだけのものではないのです。若い方々にも決して無視できないものになることと思います。


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