農業ボランティアをして初めて知ること [農業ボランティア]

ちょうど2月は比較的他の用事がなかったので、できるだけ、短時間でも農家さんの手伝いをしてみました。週に3回ほど、一回が3時間足らずですから、脚が弱い私でもなんとか、無事に?その作業のあらましから分かったことをお伝えしたいなと思います。

 昨年12月に土の中に埋めておいた里芋の掘り出しから注文に応じての分別作業、玉ねぎのビニールシートを半分開けて、発芽した玉ねぎの苗が倒れたり浮き出ているものを植え直す、あるいは、葉ネギの苗が土の上に飛び出ているものを押さえつける…、その他に、風通しを良くするために、半日だけ畝にかけたビニールを開ける作業、 これらは、種をまいたり、植え付けただけでは済まない、農作業の隠れたひと手間と言えるのではないでしょうか?

農業にかかわることのない消費者はもちろん、家庭菜園の経験がある方でも、お店に並んだ野菜を見れば、普通、ここまで理解することはないのではないでしょうか?私の場合でも、自分で種をまき、ニンジンの芽がぎっしり詰まっているのを見れば、「ああ、これではだめだ」と思ったり、間引きをした後の小さなほうれんそうの苗を必死で洗って、捨てるのを忍びない程度の事はあるのだけど、本業の農家さんならではの、大変な作業が常にあることは理解できなかったというわけです。

 農業を放棄せざるを得ない農家さんが多いのは、今では誰でも周知のことだと思うけど、実際の彼らの労働力を思えば、あまりにも利益還元がなされないのが、その大きな要因だと思います。それは、実際の農業ボランティアをしてみて、私が実感することであり、さらには、ビニールシートですら、一巻き1万円もすると聞けば、あら、こちらでも一畝で、2千円?これが一体何畝必要だというのだろうと、経費の多さにも驚きです。なんとか、農家経営がうまくいくことを願うばかりです。


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